おおかみかくし最終話がシュールもとい秀逸過ぐる

 ホモがキモ過ぎて見るのを止めようと思いましたが、ホモが神堕としくらってから物語が一気に進み、面白くなってきました。

 前回までのシリアス方面でも面白かったのですが、前回までの雰囲気をぶち壊しにした最終回のぶっ飛び具合が非常に良かったです。
 片鱗はわずかに見せていたとはいえ、眠のキャラ崩壊っぷりは凄かった。ブログパーツの解読により貰える壁紙の最後のうさエル眠を見た時は、どんなシーンで使われるんだと思いましたが、色んな意味で予想を超えるシーンでした。
 Aパートでは、「うさエルだっぴょん♪」やスロープを滑りながら下りる姿には特に萌えました。

 ところで、今回も気になったのですが、眠がスカートをたくし上げるシーンではアングルが中途半端だったり、原作ゲームでもマナからの一緒に入浴という誘いを断ったりと、エロを抑えようとし過ぎな気がしました。
 そこで不自然に抑えるなら、最初からそんなシーン入れなくても良かったんじゃないかと思います。
 抑えすぎといえば、五十鈴のバスト85cmもキャラデザインでは抑えすぎですね。

 Bパートでは、喫茶店ではなかなか無いメニューばかり注文してしまう眠がボケ役でしたが、メニュー表を渡さずに注文を受けようとする博士も十分ボケだと思いました。しかも、コーヒーの注文を受けた後にアイスかホットか聞いてもいないし。


 おおかみかくしも、とある科学の超電磁砲も、最終回では挿入歌によるテンションの操作が上手かったと思いました。音響監督はナイスです。
 『嫦娥の八朔』はインパクト強杉w 原作ゲームでは、五十鈴が歌詞だけ同じものをワンフレーズだけ歌うが、これはこれで面白いので、一聴の価値が有ると思います。
 ただ、嫦蛾数え歌はもう少し歌詞を考えてメロディを作らないと、婆さんが歌うには不自然な早口みたな感じになる部分が気になりました。


 今期はおおかみかくしとレールガンしか見ていませんが、先述の挿入歌の使い方が上手かったり、同性愛描写がやたらと多かったりといった共通点がありました。そして、何より、両方とも途中が微妙になりつつも最終的には満足出来る作品だったので良かったです。